[萌え曲] 異世界はスマートフォンとともに。

アニメ「異世界はスマートフォンとともに。」から1曲。

  1. 純情エモーショナル

作中ヒロイン6人がそれぞれソロで歌っている。本作は凄くストレートに「なろう系」作品だったが、この曲も凄くストレートに萌え系の曲。

楽曲データ

  • 歌:エルゼ(内田真礼)、リンゼ(福緒唯)、八重(赤﨑千夏)、スゥシィ(山下七海)、ユミナ(高野麻里佳)、リーン(上坂すみれ)
  • 作詞・作曲:buzzG
  • 編曲:やしきん

概要

「スマホ太郎」というあだ名が付いたり、「まるで将棋だな」がネットミームになったり、なろう系作品群の中でも悪目立ちした感のある作品。これだけ悪く言われていると自分のような天邪鬼は逆に興味を持って見てみたのだが、言われるほど悪いようにも思えなかった。

なろう系と一口に言っても、なろう系の特徴をプレーンに備えているのって意外と無くて、大体既存作品に対する捻りがあるものだ。ところがこの作品逆に珍しいくらいプレーンというか捻ったところがない。異世界転生した主人公が無双して、次々に美少女が惚れてくれるというフォーマットが直球で展開される。多分やたらに揶揄された理由の一つは、たいていの人が「なろう系」と聞いて連想する内容がストレートに来たことに由来しているんじゃないだろうか。

「純情エモーショナル」もそれを反映するかのように、プレーンな萌え系の歌詞の曲である。ストレートに萌えの歌詞になってるのって思ったより無いので実は貴重である。いつもは歌詞を引用して「○○いいよね……」と言っているわけだが、特別どれを取り上げるわけでもなく全体的に好き。

そして本曲の最大の注目点はヒロイン6人を演ずる声優がそれぞれソロでこれを歌っていることにあるのだが、最大に惜しい点もそこに関連している。こんな贅沢なことをしているにもかかわらず6人全員で歌うバージョンが無いのである。てっきり最終回とかで出てくると思っていたので「これで無いなんて嘘でしょ……」と愕然としてしまった。

さらに惜しいことに収録されているCDにはインスト版が無い。インスト版があると、音楽編集ソフトウェアで通常版と合わせて処理するとボーカルだけ残すことが出来るので、6人分抜き出してインストと合わせて擬似的に合唱状態のものを作ることが出来るのだが……。有ったら絶対これやってたんだけどなぁ……。

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